ひなせたん 寝る前に考えた

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飲み会が嫌いな人・苦手な人が多いのは、手段でなく目的になっているから?

会社の飲み会が嫌いな人って、多いですよね。
私自身はお酒が大好きなんで、今までは飲み会に賛成でした。
ただ、最近になって、会社の飲み会は今の時代に合っていないのでは、と考えるようになりました。
管理職に就く者として、会社を変える側の立場として、少し考察してみました。

 

・・・嫌われる理由は、

「手段としての飲み会が目的になっているから」ではないでしょうか?

 

 

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飲み会賛成派の意見


飲み会の賛成意見としてよくあるのは、

・飲み会はコミュニケーション(飲みニケーション)の場
・マナーや気遣いを学べる
・飲み会でお酒を知る
・評価やコネにつながる
・ストレス発散になる
・とにかく酒が飲める

こんなところでしょうか?

 

飲み会を行うことを「手段」、賛成意見を「目的」として考えれば、
飲み会の本当の狙いが見えてくると思います。
それでは、一つずつの項目を「目的」として、確認してみましょう。

 

 

飲み会は、本当に必要?


・飲み会はコミュニケーション(飲みニケーション)の場
そもそもですが、お酒を飲まないと成り立たないコミュニケーションってなんでしょう?
会社組織のコミュニケーションなら、一緒に仕事をするのが、お互いを知る一番の近道のはずです。
他にも、ランチを一緒に食べる時間を会社側で作るなど、飲み会以外の手段に代替できるのではないでしょうか。


・マナーや気遣いを学べる
確かに、お酒の席のマナーはお酒の席でしか学べないかもしれません。
だけどそれって、本当に必要な事なんでしょうか?
それに、飲み会の席で酩酊して迷惑行為をする事のほうが、よほど問題だと思います。


・飲み会でお酒を知る
プライベートで学べばいいだけです。
皆がお酒を飲むもの、という前提が時代に合っていないのでしょう。
「自分はお酒を飲まない・飲めない」という人もいる以上、飲み会の理由にはならないと思います。


・評価やコネにつながる
コミュニケーションと被る部分もありますが、本来なら仕事以外の行動で評価を決めるのはおかしな話です。
「人は感情の生き物だから仲の良い人間には甘くなる。綺麗事だけでは社会を渡っていけない」という意見もあります。
ただ、この意見は「評価は人の感情に左右される」という話ですので、飲み会でなくても構わないはずです。


・ストレス発散になる
人によっては逆にストレスが溜まります。弱い立場の人ほどそうでしょう。
女性だから食事を取り分け、お酌をしなければいけない。
新人だから皆の前で芸を披露しなければいけない。
部下は上司の愚痴を黙って聞かなければいけない。
そんな、セクハラ・アルハラの被害者を気付かぬうちに生んでいるかも知れません。


・とにかく酒が飲める
お酒好きとしては喜びたいところですが、その場を苦痛と感じる人がいるんですよね。
別に一人で飲んでも良いはずです。
「お酒が好き」と「飲み会」は、似ているようで違います。

 


賛成意見の全てが嘘。


・・・・・・。
・・・・・・何かおかしいと思いませんか?
これらはすべて「飲み会」でなくていいものばかりです。


賛成派の意見・・・上記の各項目の内容は、理由をそれっぽく並べただけです。

 

皆さんも、うすうすは感じていたんじゃないですか?

もっともらしく聞こえるけど、
飲み会を行う理由は、全て嘘です。

 


飲み会の本当の理由


これは、会社の飲み会を開いてきた側の、情けない大人の本音です。

 

会社のベテラン社員からすると、飲み会をきっかけに、社員同士で仲良くなりたいんです。特に若い人と。

だけど年の差があると、どうも話しかけ辛い。共通の話題も少ないし、きっかけも無い。
仕事で衝突した人、苦手意識がある人、興味がある人、好きな人、そんな人達とも仲良くしたい。
そこでお酒の力を借りて声を掛ける。そうでもしないとコミュニケーションが取れない。恥ずかしいし、勇気が無いし、自信も無いから、お酒の力を借りる。

 

飲み会を手段として、仲良くなるのが目的のはずが、お酒を飲む事が前提にある。
仲良くなるのが目的なら、手段は他にいくらでもあるはずなのに、
まずは「飲み会」をやるのが目的、になってしまっているんです。

 

全部逆なんです。
飲み会で、マナーや気遣いを学んだ事、学べる事にしたい。
飲み会で、お酒を知った気でいたい。

飲み会で、評価やコネにつながって欲しい。
飲み会で、ストレスが発散される事にしておきたい。
飲み会で、お酒を飲むことの理由付けにしたい。

 

「飲み会」を言い訳にして、逃げていたんです。
都合が良くて、楽だったんです。

 

勘のいい人達はこの嘘にとっくに気づいていて、飲み会賛成派に呆れていたんです。
いろいろな理由をつけて、昔から続いていたことだから正しいと思い込もうとしてきた人たちが、変化を恐れて変えられずにいたのが「飲み会」なんです。

 


これからの飲み会はどうすればいいのか


会社の上の人間、飲み会を開いていた側の人ほど、考え方を変えていかなければいけません。
飲み会が、本当に社員の為になっているのか。
「飲み会は嫌だ」という本音が言える会社にしないといけません。

 

その為には、お酒の力を借りずに、社員同士が正面から向き合う必要があります。

 

現在では、働く人の勤務形態・勤務時間・勤務場所・人種・宗教・食事の考え方もどんどん変わってきています。
仕事とプライベートをはっきり分ける必要もあります。


人の意見も聞かずに行う「飲み会」がおかしいことを認めましょう。
「飲み会」をやるなら、その前に本当に参加したい人を集める所から始めるべきです。

 

お酒を飲むときは、もっともらしい言い訳は無し。
参加者全員で「一緒に素敵な時間を過ごす」事を目的にしましょう。