ひなせたん 寝る前に考えた

空想・夢想・妄想が主な成分

会社の評価はその人の印象に過ぎない

こんばんは、日生 誕(ひなせ たん)です。
今回は会社の評価についてです。

 

私自身、これだけ頑張ったのに、これだけ結果も出したのに何で評価されないんだ、と悩んだ事があります。
確実に言えることは、会社の評価で一喜一憂するのは間違い、という事です。

 

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そもそも評価は正しくできるのか?

 

・正確に評価できるものなの?

 

そもそもの話、いろいろな仕事やポジションにある人を、正しく評価できるでしょうか。


例えば、事務と営業、店長と技術者、これらの人達を公平に見ることができるでしょうか。

 

結果を重視する評価方法の場合、数字が分かりやすい営業は評価され、事務は評価されない、ということはよくあります。
同じ店長として見ても、数字が伸び悩んでいる旗艦店と、利益は全く出ていなかったけど、最近は調子が良い不採算店。条件が違う店舗の店長を、公平に見ることができるでしょうか。

 

出来るわけがありません。

 

また、先入観や情に流されない評価も不可能です。

 

プライベートでの付き合いや、気が合う合わない、好きか嫌いか、会ったときの印象、そういったものについつい評価は左右されます。
意識しないようにすると、逆に厳しくなる、ということだってありえます。

 

周りとの協調性やコミュニケーションを重視する評価方法の場合、寡黙な技術者は評価されにくい、ということもあります。
尖った能力を持っていても、ここがダメ、あれがダメと減点されてしまう。
結果は出せないけど、上司に対していつもニコニコしているお調子者が評価されることもあります。

 

しっかりと人を評価するためには、多くの時間を割いて、被評価者の仕事ぶりをよく観察することが必要です。
でも、みんな、他人の仕事ぶりなんて、見ていません。


そんな状態で無理矢理に評価をしようとすると、周りからの評判を聞いたり、ひとづての噂話を聞いたりして、的外れなものになってしまう。

結果として出来上がったものは、根拠の無い数字、噂や感情、歪んだ仕事観や憶測を含んだもの。

 

要するにその人の「印象」です。

 

 

・評価する人が変われば、評価が変わる

 

人の評価は、評価する人によって変わります。


以前の上司には評価されていたのに、上司が代わったら評価が下がる。
視点が変わるので当然と言えば当然ですが、会社で評価されたい、人生が掛かっている、自分はこれだけやったんだ、給料を増やしたい。
なんて、思っている人ほど、ショックがデカいです。

 

自分もそうでした。冒頭にも書いた部分ですね。
私が勤めているのは中小企業です。事業部の責任者として働いています。
小さな会社ですから、自分の上司は社長、ということになります。
責任者に取立ててもらえた位ですから、評価はされていたと思います。

 

あることが切っ掛けで、社長が代わりました。

社内での価値観が大きく変わりました。

 

結果として、自分は評価されなくなりました。
数字的な成果はここ数年出し続けています。
でも、評価はされません。

 


・評価の客観的な部分は受け止める

 

他人がどう思っているかは、気にする必要はありません。
ただの「印象」を気にしていたら、病んでしまいます。
精神衛生上、よろしくありません。

 

でも、評価の客観的な部分は受け止めるべきです。

 

客観的な部分といっても、単純に数字の話ではありません。
例えば、店舗の売上といった数字は、客観的に評価出来ると勘違いされがちです。
でも、リアルに存在する建物の店舗の場合、立地や時代の流れに売上は大きく左右されます。


目標の数字も人の加減次第です。
外的な要因に左右される数字は、意外と客観的に見ることは出来ません。

 

では、客観的なものとは何か。
それは、過去の自分と比べたときです。

 

スポーツの記録なら分かりやすいですが、仕事の成果を数字化するのはとても難しいです。
だからこそ、過去の自分と比べてどうだったか。
過去の自分と比べて、今の自分は成長しているのか。

 

自分が「絵」を描いたと仮定したら分かりやすいでしょうか。
一年前に描いたものと、今日描いたもの。成長しているでしょうか。

 

評価で今の自分と過去の自分を比べた部分があった場合は、耳を傾けるべきだと思います。

 


・評価することが目的になっている

 

評価の目的って、何でしょうか?
社員の成長のため、ですよね。

 

個人の成長が会社全体の成長に繋がるように、成果が出せるように、利益が出るように。

 

評価が本当に、社員の成長に繋がっているでしょうか?
評価だけして終わりになってないですか?
投げっぱなし、言いっ放しになってますよね。

 

しかも、評価の面接は一年や半年に一度だったりする。


本当に社員に成長してもらいたいなら、良い面・悪い面はすぐに伝えないとダメなはずです。
そしてしっかりとフォローする。

 

例えば、若手社員の評価で、
「元気が無い」
「しっかり挨拶をしないといけない」
「指示待ち人間になっている」
なんて事を半年後に言ったりする。

 

その場で言えよ!
半年とか経ってから言うなよ!
上司のコミュニケーション力が無いから、評価面接が「何かを伝える良い機会」みたいな扱いになっている。

 

結局の所、会社での評価は、評価を付けるという行為が会社行事になっているから続けているのだと思います。
ビジネスのスピードは上がっているのに、評価の仕組みが変わってない。

 

また、上司と部下という関係性のために続けている、という側面もあるでしょう。
評価制度があれば、部下の人生の手綱を握っているのも同じ。だから言う事を聞け。

 


・評価との上手な付き合い方

 

「評価は他人がするもの、他者がどう思うかが全て」と考える人もいます。
ただ、これは「長いものには巻かれろ」的な考え方だと思います。

 

親からの評価は低かったけど、夢に挑戦して成功した人、
他者からの評価は高いけど大成できなかった人、
生きている内は評価されなかったけど作品が死後に評価された人、
こちらの会社では全く評価されなかったけど別の会社では評価された人、
評価のギャップは、数えだしたらキリが無いくらい例があります。

 

他人の評価は当てになりません。

 

評価を気にしすぎたら、碌な事になりません。


会社の評価は「印象」。自分がどう思われているかに過ぎない。
大切なのは自分がどう生きるかでしょう。

 

それでも、会社の評価を気にして生きていく事も出来ます。
その場合、本当に成長して評価されるのでしょうか。
長いものに巻かれただけではありませんか。