ひなせたん 寝る前に考えた

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そろばんのメリットは、脳の使い方を学べる事

こんばんは、ひなせです。

 

新学期がスタートして、しばらく立ちました。

 

職場のパート・アルバイトの主婦の皆さんが、
「子供の習い事をどうしようか」
という話をよくされています。

 

自分の経験からなのですが、「そろばん」はかなりおすすめです。

 

このITの時代にそろばん? プログラムではなくて? と思われる方もいるでしょう。
電卓で計算した方が、早くて正確でしょ? そう思う方も多いでしょう。

 

違うんです。

 

そろばんで習うのは、計算方法だけではありません。
脳の使い方です。

 


●そろばんは社会に出てからも役に立つ

 

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私は小学校3年からそろばんを始め、約3年間、塾に通いました。
転校がきっかけで塾を辞めることになったのですが、小学校6年の頃には2級になっていました。

 

そろばんのおかげで学生時代は算数・数学が得意で、苦手意識は全くありませんでした。
そろばん経験者なので当然ながら、暗算も速いです。

 

この、「数字に対して苦手意識が無い」「暗算が速い」というだけで、
社会に出ても、とても役に立ちました。

 

粗利率や利益の計算、在庫数の把握や生産性、時間や作業計画の計算など、
会社で使用する数字は、計算そのものは単純な四則計算で成り立っています。


それらをパッと計算できるだけで、「計算が速い」「頭がいい」といった印象も持ってもらえます。

 

もちろん、日常でもちょっとした買い物の時などに暗算の力は役に立ちます。

 

でも、この暗算や計算力は、そろばんで学ぶことのほんの一部です。

 


●そろばんのメリットいろいろ

 

・徹底した数字の基礎を学ぶ
そろばん塾では、基礎を徹底的に学びます。
ひたすら反復練習です。繰り返し、繰り返し、やって覚える。
これって、あらゆる勉強の基本です。

「学び方」を学びます。

 

・指を動かす
そろばんの珠をはじく動作はとても繊細です。
調子が悪い時やそろばんにしばらく触れていなかった時は、
隣や下の珠も一緒に弾いてしまうなど、指の動きに如実に現われます。
勉強というよりは、ピアノの習い事に似ているかも知れません。
脳の情報を指の動作に繋げる訓練とも言えるでしょう。

 

・集中力
決められた時間内に問題を解いていくので、集中力が高められます。
夢中になって、脳が高速回転している、そんな感じ。
そろばんの動作で「御破算」と呼ぶのでしょうか、そろばんを一度傾けた後、五の珠を上に払う動作。
慣れてくるとこれが集中のスイッチになってきます。
その音を聞くと落ち着く、という感じにもなります。

 

・記憶力
桁数の多い計算では、それだけの数字を頭の中に一時的に記憶します。
ここでいう記憶力とは、長い間憶えておくような記憶では無くて、
一時的に使用する領域での記憶力です。
パソコンで例えると、ハードディスクではなくメモリです。
ちょっと分かりにくいでしょうか。

 

・成長を感じることが出来る
そろばんには級や段がありますので、昇級によって目に見える形で成長を実感できます。
また、そろばんを使う際にも、扱う数字の桁が上がってきます。
最初は一桁の計算だったものが、二桁、三桁、四桁と徐々に増えていきます。
やがては、こんな桁数の計算が出来るようになったのか、と驚くことでしょう。

 

・「自信」や「自己肯定感」
成長の部分にも通じますが、そろばんを行うことで総合的な能力が高まり、自信に繋がります。大雑把に言うと、「頭が良くなった気がする」。


暗算が出来るようになるのも大きいです。
学校の授業などで、先生が「えーと、これとこれを足すと、えーと・・・・・・」なんて言っている時には、とっくに答えが出せています。

 

・数字の苦手意識を無くす
前述しましたが、苦手意識がなくなると、算数・数学が苦になりません。
社会に出てからも役立ちます。
数字に強くなると、直感的に計算のおおよその答えが分かったりします。

 

・時間の大切さ
そろばんは限られた時間の中で、正確さやスピードを磨いていきます。
問題が解けなかったときに、「もう終わりか」と悔しく思ったり、
少しでも余裕があったら「確かめ算」を行うなど、
時間に対する意識が変わります。

 

・自分より上のレベルの人達を知る
私の通っていたそろばん塾では、午後の早い時間は小学校の低学年、夕方に近付くにつれ高学年、中学生、高校生というように、時間によって自然に生徒の年代が分かれていました。
遅い時間は生徒のレベルがすごかったのを今でも憶えています。

先生の読み上げる数字がなにかお経のように感じられ、
生徒達が弾くそろばんの音が、楽器の演奏のようにも思え、異様な迫力がありました。
問題の難しさや、そろばんのスピードが自分とは明らかに違っていました。
上には上がいる。そんな事も学べました。

 


●そろばんは、数字の捉え方を変える

 

そろばんを経験すると、数字の捉え方が変わります。

これがそろばんの一番のメリットです。
経験していない人は、全く理解出来ないでしょう。

 

そろばん経験者は、数字を形、映像として捉えます。
言葉ではなく、頭の中に、そろばんの形で数字が浮かびます。

 

例えば「6」なら、五と一の珠を動かした状態。
そこに「7」を足すなら、一の珠を2つ動かして足して、
五の珠に五が足されて繰り上がり、十の桁の一を動かす。

 

そろばん未経験の人は、おそらく数字を言葉として捉えています。
そうすると、数字を足したり引いたりして動かしたいときに、そろばん経験者よりワンテンポ遅れてしまう。

 

例えば、「1から20までの数字を全部足して」と言われたとき、そろばん経験者は簡単に計算できてしまう。
ところが、言葉として捉えている人は、ちょっと時間がかかってしまうのではないでしょうか。

まあ、そろばん経験者からすると初級も初級の問題なので、計算する必要もないという人も多いでしょう。

 

言葉ではなくイメージとして、形として数字を捉え、
頭の中にあるそろばんの映像で計算できてしまう。

 

暗算でとんでもない桁数の問題を解いてしまう人がいますよね。
高いレベルでこれが行われたとき、そろばん未経験の人からは、

その人が「天才」としか見えないでしょう。

 


●頭の中のそろばんは財産

 

もちろん、人によって得意不得意はあります。


そろばんが向かない子もいるでしょう。


全ての人がそろばんを習うべきと言っている訳ではありません。

 

目の前に存在しないそろばんを弾けるようになると、
ひょっとすると人生が変わるかも、という話です。

 

繰り返しますが、そろばんで習うのは、計算方法だけではありません。
脳の使い方です。

それは財産になります。


単純に、「計算するだけなら電卓の方が・・・・・・」と考えているなら、それは違います。

 

ただ、いやがる子供に無理矢理に習い事をさせるのは勘弁して下さい。
やりたいという気持ちが何より大切です。

 

学ぼうという気持ちがあれば、そろばんから多くを学べますよ。