こんばんは、ひなせです。
最近、マンガの「きのう何食べた?」を読んだんですよ。
よしながふみさんのマンガです。
内容については別の機会に書くとして、気になった点がありました。
作品中の料理シーンで、
「白だしを入れると味が決まるな・・・・・・」
みたいな、台詞とかモノローグがあったんです。
でね、タイトルの通り、私は「白だし」を出汁を濃縮した物と思っていたので、
(出汁でそんなに味が決まるかな?)
って、マンガを読みながらかなり見当違いな思い違いをしてました。
気になって調べてみたらビックリ。
白だしって、めんつゆみたいなものだったんですね・・・・・・。
●「だし」って書いてあるから、ただの「出汁」だと思うよね
なんでこんな勘違いをしてたんだろう・・・・・・。
ほら、出汁って、いろいろな状態で売られてるじゃないですか。
顆粒タイプの出汁だと、味の素さんの「ほんだし」が有名ですね。
それとは別に、パックタイプで、煮出して出汁を取るものも売られています。
その流れで、
・「白だし」は出汁を濃縮したもので、薄めて使用する。
・料理の時短になる。忙しい人が大助かり。
・メーカーが作ったので良い出汁が出てる。
なんて勝手に思い込んでいました。
で、まあ、念のためにWikipediaで調べたわけですよ。
白醤油や淡口醤油に、昆布や鰹節、椎茸などから取った出汁、みりん、天日塩などを加えたもので、濃縮のめんつゆやしらつゆと同じように料理に応じて適宜希釈して使用する。主に煮物や吸い物などの和食などを作る際に用いられるが、和食以外にも洋食や中華料理にも応用することができる。白だしを用いると濃口醤油の含まれた濃縮めんつゆを用いた場合よりも素材の色を損なわずに料理を仕上げることができる。高級料亭をはじめ、プロの料理人に重宝されているが、近年は一般家庭でも利用されている。
ああ、めんつゆと同じって書いてある・・・・・・。
白だしって、出汁に、塩や醤油、みりん、砂糖などが含まれたものなんですね。
・・・・・・勉強になりました。
●さっそく、白だしを買ってきましたよ!
画像の通り、早速買ってきました!
ミツカンのポン酢が好きなので、とりあえずミツカンの「白だし」を買いました。
ヤマキの「割烹白だし」も良さそうだったんですけどね。
まあ、料理をすると言っても難しいものは作れないので、とりあえずおでんを作る事にしました。
下茹でなどの準備は必要ですが、食べたい具材を煮込めば良いだけですので、白だしの美味しさを存分に味わえると思ったからです。
結果はもちろん、めちゃくちゃ美味しかったです。
何より、すごく楽。
いやー、やっぱり白だしを使うと、味が決まるって感じがしますね。
●白だしって万能調味料じゃん!
白だしってつまり、スープであり、調味料なんですね。
おでんの後に適当にキャベツを煮てみたり、冷凍うどんを茹でたりしてみたけど、どれも美味しかった。
薄めて使用するので、水の分量さえ間違えなければ、必ず美味しく出来あがります。
おでんに使用するときは、白だし100mlに対して、水1200mlでした。この量だと、4人分くらいの量の具材を煮込めます。
うどんの場合は10倍に薄めるので、白だし30mlに対して、水270ml。
白だしの容器は500mlですので、かなりの量のスープが作れます。
値段も一本250円から300円くらいですので、「おでん汁1リットル分でも約50円。うどんのつゆ1杯分なら15円」と考えれば、決して高くありません。むしろ、しっかり出汁を取るところから作ろうとすると、これより高くつきますね。
●料理を作りたくなってくる!
ミツカンのホームページに行くと、白だしを使ったレシピなんかも載ってるんですね。
だし巻き卵とか、いいですね。炊き込みごはんや煮物にも、当然ながら使えます。
パスタに使えば、一気に和風パスタになります。
すごく料理が作りたくなってきました。
でもこれって、「白だし」というより、「きのう何食べた?」の効果でしょうか?