ひなせたん 寝る前に考えた

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香川県のゲーム規制条例。藤井聡太七段は将棋を1時間以上できない。

こんばんは、ひなせです。

今さらながら、香川県のゲーム規制条例についてです。


ちょっと前に、高校生が県を訴えるためにクラウドファンディングで資金を調達したとのニュースをやっていました。
藤井聡太七段の対局も話題になっていますので、それを絡めた話です。

 

それで、「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」についてなんですが、これの目的は何なのでしょうか?

 

教育のためにネット・ゲームを規制するという内容なんでしょうか?
それとも、依存症についての対策という話なんでしょうか?

 

まさかとは思いますが、ネットやゲームと依存症をひとまとめで考えてないですよね?

だとすると、若者の可能性を奪う、ひどい条例ですよ。

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規制すれば済む問題?



●藤井聡太七段は1日1時間しか将棋できない

「ゲームばかりして馬鹿になる」と考える人が居るのは分かります。
あらゆる趣味や娯楽がそうですが、「時間を失う」というデメリットはあります。

でも、ちょっと待って下さい。

例えばですよ、将棋で話題の藤井聡太七段。彼はまだ18歳にはなってないですね。
小さい頃から将棋で遊んでいるでしょうし、将棋ゲームやAIでも学んでいるでしょう。
当然ながら、棋譜の研究のために1時間以上モニターを眺めている事だってありえます。

それでもネットやゲームだから1時間以内までとか言うんですか?
明らかにおかしいですよね。

 

将棋で無くても、ゲームのプロプレイヤーが1億円以上の賞金を獲得したりする世の中なんですよ。
子どもがゲームや好きなものに夢中になるのは、当たり前の事なんです。

 

この条例ですが、結論を言ってしまうと、

大人が子どもと向き合い、時間の使い方や将来について話をする
これで済む話です。

 

それができないから、条例という形にして「言い訳」とか「逃げ道」を作ろうとしている。
「条例で決まったから、1日1時間以内にしなさい」と言うため。言い逃れ。

 

ホント、情けない人達です。


●ゲームは芸術。ネットはコミュニケーションの場。

分からない人も居るでしょうが、ゲームは総合芸術です。

ニンテンドーやSONYに代表されるように、日本が育てた産業でありコンテンツです。

『マリオシリーズ』『ゼルダの伝説シリーズ』『ドンキーコングシリーズ』を作った宮本茂さんや、『メタルギアシリーズ』の小島秀夫さん達は、日本を代表するクリエイターであり、世界的な有名人です。

『ドラゴンクエストシリーズ』とか、分かりやすいですよね。堀井雄二がシナリオやゲームデザイン、鳥山明さんがイラスト、すぎやまこういちさんが作曲。それぞれの分野で活躍する一流のアーティストが、力を合わせて作るのがゲームです。

こういった人達のようになりたい、将来ゲームを作る仕事に携わりたいと、夢を持つ子どももいるでしょう。

 

ゲームを規制するのは、子ども達の夢を規制するのと一緒です。

 

触れる時間を規制するのでは無く、よりクリエイティブな発想をしてもらうとか、制作に興味を持ってもらうのが大切。それって大人の役目でしょう。

その役目を果たさず、時間を規制するって、どれだけ愚かなんでしょう。

 

世界中の子ども達がそうですが、ネットやゲームに触れずに大人になるのは、ありえない世の中です。
むしろ、ネットにどんどん触れて、ITや先端技術に強い人材になってもらわないと困ります。

 

ネットはコミュニケーションの場です。
世界中の人が、ネットで繋がっています。それを規制しようとするなんてナンセンスです。コミュニケーションの機会を規制するのと一緒です。

教えるべきは使い方とか付き合い方です。

 

むしろ規制するのでは無く、教育のためには「1日1時間以上はネット環境に身を置く」くらいのルールの方が前向きですよ。

 

●依存症対策でゲームを規制するなら、テレビやギャンブルを規制しよう

依存症対策だとするなら、ゲームやネットより、より深刻なものがあります。
テレビです。

テレビを長時間見ていると馬鹿になります。
一日に何時間も見ている人は、間違いなく依存症です。

即刻、規制すべきです。

 

子どものネットやゲームの時間を規制しようとしているのに、大人が1日1時間以上テレビなんて見ているのは、説得力がありません。子どもも大人も規制しましょう。

NHKを観られなくすれば、受信料を払わなくて良いので、家庭のお財布的にも一石二鳥です。

 

あと、ギャンブル。ギャンブル依存症は大問題ですね。
パチンコなども含む、あらゆるギャンブルは1日1時間までにしましょう。
それくらいしないと、本当の依存症対策にならないです。
子どもへの示しがつかないし、しょうがないですね。

 

ああ、大事なのを忘れていました。
お酒です。アルコール依存症ですね。
依存症になられては困るので、飲み会は1日1時間までです。店舗の営業やアルコールの販売も規制したほうがいいですね。
仕方ないですね。依存症対策ですもんね。

 

え? もちろん、規制するのは香川県だけですよ。

 

●他のものもどんどん規制しよう

依存症対策なら、ほかのものも規制しないとダメですね。

 

毎日長時間本を読む人は、「活字中毒」という名前の依存症です。
一日1時間までしか本を読めませんが、仕方が無いですね。依存症ですから。

 

あと「映画中毒」とかもあるので、1日1時間まで。
すごく良いところで視聴時間終了。続きは明日へ!

 

音楽にハマる人も音楽中毒です。
ライヴやコンサートも1時間まで。
クラシック音楽とか、最後まで聞けない。

 

スポーツにハマるのもいけない。
子どもの教育上良くないので、部活動の練習も1日1時間。
サッカーの試合とか後半やれない。
もちろん観戦もダメです。1時間まで。


●さらに規制! 人間関係も規制!

ああ、ワーカホリックなんて言葉もありました。
仕事中毒。依存症ですね。
残業はもちろん、働くのも規制しないと。
依存症対策には規制しか無いですもんね。

 

さらに人間関係依存症なるものもあるそうですよ。
共依存とかの問題ですね。

アルコールなどに依存している人(依存症の人)と、その周囲の人(その家族)が、関係性に過剰に依存することらしいです。人を世話・介護することへの愛情=依存という形らしいです。

極端な親子関係には注意が必要ですね。共依存の関係になっている可能性があります。

子どもがかまってくれないとか言って、行動を制限しようとするんですよ。
「この子にこうなってほしい」とか、勝手に思うらしいです。「相手をコントロールしたがる」そうですよ。

その他に、「面倒を見たがる」「抑圧的である」「強迫観念にとらわれやすい」「現実を直視できない」という症状があるようです。

「ああしろ」「こうしろ」「ゲームは1時間までだ」とか言うわけです。

そうなったらかなり依存症が進行してますね。

 

 

えーと、何の話でしたっけ?

 

 

人間関係依存症の患者が、ネットやゲームを規制しようとした話でしたっけ?