こんばんは、ひなせです。
今日は、たまたまYouTubeで見かけた動画を紹介します。
わずか数分の2本の動画ですが、考えさせられる動画です。感動します。
見終わった後、ひょっとすると昆虫にも、強い意志とか魂があるのではないかと思えてきます。
昆虫が苦手という方にもぜひ見てもらいたいです。
●見捨てられた者だけが、見捨てられそうな者を見捨てず
アシナガバチの巣が、寄生虫(蛾の一種)に浸食されつつあります。
寄生蛾の幼虫は、ハチの巣の育房入り口を繭を張って塞ぎます。そうすると、働き蜂が手を出せなくなるわけです。その状態から、蛾の幼虫は巣の中のハチのサナギを食べていくわけです。
働き蜂たちは、やがて羽化する雄蜂を守ろうと必死です。
その中の一匹。羽化直前に寄生虫に羽を奪われた働き蜂がいます。
彼女は飛べません。
けれど、強力なアゴを持っていました。
そのアゴを使って、彼女だけが唯一、蛾の幼虫が張った繭を破ることが出来たのです。
彼女は寄生虫を狩っていきます。それが自分に与えられた使命であるかのように。
しかし、善戦空しく、巣の育房はどんどん寄生虫に塞がれていってしまいます。
他の働き蜂が諦める中、彼女だけは弟たちを守る戦いを続けます・・・・・・。
●そして、彼女が守ったものとは
寄生虫との戦いで、飛べないハチは足を折られています。
サナギを守る戦いで満身創痍です。
仲間にも見捨てられ、それでも戦い続ける彼女。
彼女が守ったものとは何だったでしょうか。
●一寸の虫にも五分の魂
自分に出来ることをやりきる。
飛べないものにも意地はある。
弱者を侮ることなかれ。
やはり、小さな虫にも魂はあるのでしょう。
多くを学ばせてくれる動画でした。