ひなせたん 寝る前に考えた

空想・夢想・妄想が主な成分

「自分の周りにいる人で年収が決まる」とか、当たり前の話

こんばんは、日生 誕(ひなせ たん)です。

世の中には、当たり前の話を「ボクが見つけた世の中のシンジツ!」みたいに語る人達がいます。

 

タイトルにあるとおり、
「自分の周りにいる人、5人の平均があなたの年収」
とか、
「連絡先にある10人の平均が、あなたの給料」
みたいな話をよく見かけます。

 

何言ってんだ、当たり前だろ、って話なんですが、それに気付かないで、「ああ、本当にそうだ。スゴイ」なんて思っている人は「カモ」にされちゃうので、注意が必要です。

 

この話をする人は、騙されやすい人を探しているだけです。

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人脈


●会社勤めや公務員なら、周囲の人と同じくらいの年収になる

務めている会社や組織内で、収入が大きく変わることは日本の会社だとまずありません。それは公務員も同じ。
年功序列の社会はいろいろな所で残っていますので、何歳くらいでこの役職なら年収●●万とか、計算が出来てしまいます。

年収が高いのは「会社経営者」とか、プロスポーツ選手のような「個人事業主」の形態の人。会社勤めの人と比べれば数は少なくなるので、「平均」という言葉を使えば、いくらでもごまかせてしまえます。

 

社会人になると、付き合う人が時間的にも立場的にも固定されてきます。学生時代の友達と生涯に渡ってずっと付き合う、という人は少ないです。

たとえ昔は友人同士だったとしても、収入が大きく変わるといろいろな場面ですれ違いが起きてしまい、疎遠になったりもします。

ですから、自分の周囲の人と同じくらいの年収に集約されるのは、当たり前です。

 

「自分の周りにいる人で年収が決まる」という話は、
「給料を多くもらいたいなら、給料を多くもらえる会社で働け」と言うのと同じ話です。

 

●年収で付き合う人を選ぶのか?

そもそも、年収で付き合う人を選ぶって、どんな考え方なんでしょう?

損得勘定で、付き合う人を選択するの?

普通なら「気の合う人」「趣味の合う人」とか、つまり「好きな人」で友人を選びます。

 

「自分の周りにいる人で年収が決まる」という話を信じたい人って、
「自分の年収を増やしたい。その為には年収の多い人と付き合わないとダメだ」
という思考になっているわけです。

 

「高い収入を得られるスキルを身につける」という考えではなく、「周りの人が大事」という考えなんですね。もしくは「周りの人に救ってもらいたい。自分を拾い上げて欲しい」という他力本願のような考えなんでしょうか。

 

でも、どうやって年収が多い人を見分けるのでしょうか。
その人に「年収はどれ位ですか?」って聞くのでしょうか?

 

まさかですが、ネットでブログやっていて「年収1億円あります」なんて言ってる話を信じるの?
仮に、本当にその人にそれだけの年収があったとしても、その人が欲しているのは「商売の仲間」ではなく「カモになってくれる人」でしょう。


●格差社会とか年収差別を助長する考え方

想像して欲しいのですが、あなたが社会的に成功して多くの年収を得ていたとして、

「自分の周りにいる人で年収が決まるから、年収の低い人とは付き合わない」

なんて生き方を選びますか?

ハッキリ言って、そんな人はロクな人間じゃないです。

 

例えば、ボランティアを積極的に行っている人の周りには同じ志の人達が集まりますが、その人達の年収はバラバラです。

 

世の中には収入が多い人もいれば、少ない収入の人もいる。
いろいろな人がいるのは当たり前。
多様性を認めるのが正しいのではないでしょうか。

 

「自分は社会で成功したいから、貧乏そうなヤツとは付き合わない」
「障がい者とか、ほとんど収入なさそう」
「シングルマザーとか、お金で苦労してそう」
「無職とかひきこもりとは付き合えない」

 

「自分の周りにいる人で年収が決まる」
そんな話を信じていたら、素晴らしい考え方の人間が出来上がります。


●生涯ずっと同じ人間関係が続くわけではない

あえて「自分の周りにいる人で年収が決まる」という考え方をポジティブに捉えるとすると、

 

・自分を成長させ続けるモチベーションにする
・収入が多い人の考え方や生活スタイルを身につけようと努力する
・人とは別れがあり、学生時代の人間関係が続くわけではないと悟る
・自分にとってマイナスの要因となってしまう人とは、見切りをつける覚悟を持つ

 

といった内容も含まれるでしょう。

 

つまり「自分の周りにいる人で年収が決まる」のではなくて、自分自身や環境が変われば、収入も変わってきますよ、という話。
「自分や周囲を含め、変化を恐れてはいけない」という話になります。


●人との別れを恐れなくて良い

社会人として働いていると、昔は仲が良かったのに、付き合いがなくなる人が絶対に出てきます。

限られた時間の中で会えなくなる人。
住む場所が変わり、距離的に会えなくなる人。
自然と話が合わなくなって、疎遠になる人。
連絡が取れなくなって、関係が自然消滅してしまう人。

別れは絶対にやってきます。

 

ですから「年収が決まってしまうから、別れないといけない。切り捨てないといけない」などと考える必要は無く、自然な成り行きに身を任せれば良いだけです。


●仲間を探せ。仲間を集めろ。

ただ、「似た者同士が集まる」「類は友を呼ぶ」なんて言葉もあるくらいですから、出会いも必ずあります。

 

人との出会いの中で「年収がいくらくらいか」でフィルターをかけるのはもったいないです。

 

「自分とその人の差や違い」を見るのでは無く、
「自分とその人との共通点」を探した方が良いです。