こんばんは、日生 誕(ひなせ たん)です。
ブログを書くようになってから、文章について勉強中です。
基礎の基礎から学ぼうと、文章作成の本やら受験の参考書などを利用しています。
学生時代は完全に理数系の頭だったので、正直言って国語は苦手です。文法とか、ほとんど理解できていません。漢字も苦手。
それで最近になって知ったのですが、『漢字ではなく、ひらがなで書くべき文字』というものがあるそうなんです。
え、文章って、出来るだけ漢字で書いたほうがいいんじゃないの?
●形式名詞はひらがなで書く
形式名詞はひらがなで書くのが正しいそうです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
形式名詞って、なんですか?
形式上の名詞? ???
「こと」「もの」のように、本来の意味が薄れて、常に連体修飾語が上について用いられる名詞(修飾語を伴って意味をなす名詞)を「形式名詞」という。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
うーんと、「連体修飾語」ってなんだっけ?
言葉の意味について調べたら、またよく分からない単語に出くわす。
こっちはそんなレベルですよ。
で、連体修飾語を調べます。
「連体修飾語」・・・・・・物の名前や事柄を表す言葉(体言)を含む文節を修飾する文節。
「連用修飾語」・・・・・・動作や状態を表す言葉(用言)を含む文節を修飾する文節。
えーっと、体言ってなんだっけ? 名詞のことだっけ?
「体言」・・・・・・主語になることが出来る単語。名詞がそれにあたる。
体言は「は」や「が」が付いて、文中で主語になる。
以上を踏まえて、連体修飾語の例が以下の通りとなります。
(例)美しい 花が 咲く。連体修飾語(体言を修飾している)
(例)花が 美しく 咲く。連用修飾語
名詞を詳しく説明しているのが「連体修飾語」なので、文字が組み合わさって本来の意味が薄れてしまった名詞は、ひらがなで書く、といった決まりのようです。
●ひらがなで書くべき形式名詞の具体例
○楽しいこと ×楽しい事
○今のうち ×今の内
○人のため ×人の為
○やったはず ×やった筈
ギャー、「事」とか「為」とか漢字で書いてたー!
この「ほか」にも、
~ところ ×所
~とおり ×通り
~ほう ×方
これら意外にもたくさんあります。
恐ろしい。今までどれだけ漢字で書いていたか分からない。私が書いてきたブログの過去記事でも、かなりの量になりますよ。
ブログのリライトすべき? とんでもない労力が必要そう。
●ひらがなで書くべき文字があるって学校で習った?
ひらがなで書くべき文字があるって、学生時代にそんな指摘を受けた記憶が無いのですが・・・・・・。私、授業中寝てた?
いま書いていても、「事」って書きそう。
読書感想文とかでも「事」とか「為」って絶対書いていた「はず」なんですけど。
先生から注意されてないですよ。それとも憶えていないだけ?
うわーん、なんかもう、わけがわからなーい!
●PCとかスマホの変換機能に頼るとヤバイ
文章作成をPCやスマホでやっていると、漢字への変換が楽ですよね。
手書きだったら絶対に書けない漢字でも、変換候補に表示されるからどんどん使っちゃう。
「有り難う」とか「宜しく」とかも、気付いたら漢字で書いちゃったり。
今回の記事で紹介した場合以外にも、「文章中の漢字とひらがなのバランス」「意味の伝わりやすさ」なども意識する必要があるようです。
細かい点に気を配るのが文章術なんですね。今後は無闇に漢字に変換するのは避けなければならないですね。
とにもかくにも、一から勉強し直しじゃーい!