ひなせたん 寝る前に考えた

空想・夢想・妄想が主な成分

語彙を簡単に増やす方法

どうも、日生 誕(ひなせ たん)です。

 

語彙を増やす方法を調べると、

  • 読書(インプット)
  • 書く(アウトプット)

以上の二点については、いろいろな本やブログなどでも書かれています。

 

確かに、記憶するという点では良いのかもしれない。
でも、文章を書くのに使用できる語彙って、ちょっと違うと思うんですよ。

 

今日は、語彙の増やし方についてです。

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●まず決めなければいけないこと

言葉だけ知っていても、例えば「揺蕩」とか「批准」とか「凄艶」などの文字って、普段は使わないじゃないですか。
「プレッパー」とか「シアノアクリレート」とか「五陰盛苦」とかも使わない。


何かの専門用語を知っていても、役に立つのは専門分野。
使う機会が無い。

 

言葉には、それを使うにふさわしい場所があるわけです。

 

言葉だけ先に覚えても、使わないと忘れる。
仕事で使う用語などは、必要に迫られて使用するから覚える。

 

つまり、その言葉を使う環境が必要。
言葉を使うプロに語彙力があるのは、それを使うから。

 

語彙は自分の生活や学んだものから影響を受けているのはもちろんなんですけど、
自分が書こうとするものからも影響を受けているはずなんです。

 

語彙の増やしたい方向性が決まっていないと役に立たないし、
語彙が増えたという実感が湧かないと成長を感じられない。

 

まずは増やしたいジャンルや方向性を選定すべきなんです。

 

小説を書きたいなら、書きたいジャンルの本を読むべきだし、使われていた言葉を学ぶべき。時代小説とSFなら、使われる言葉も違ってくる。
特定の専門分野について書きたいなら、専門用語を身につける。


●答えは簡単! みんな自然とやっている

では、語彙の増やし方について。

ものすごく簡単です。簡単すぎて、みんな自然にやっています。

 


好きになる!

たったこれだけ!


例えばですよ、スポーツ好きなら、好きなスポーツの専門用語や選手の名前が、会話の中で簡単に出てきます。
サッカー好きで「オフサイド」を知らないとか、ラグビー好きで「コンバージョンキックって何?」とはならない。
日本刀が好きな人なら、「和泉守兼定」とか「童子切安綱」について、歴史や物語も語れる。
落語が好きな人は、用語だけでなく、話を丸ごと覚えていたりもします。

 

ゲーム好きならゲーム用語は知っていて当然。
ファンタジーやSFが好きなら、特殊な用語はむしろワクワクする。
音楽好きで楽器の名前も知らないなんてことはまず無い。

 

以上に挙げた例は専門用語についてですが、その他の言葉全般にも言えます。
興味があるなら、覚えるのは苦にならない。

 

言葉を覚えないのは、言葉に興味が無いからです。


●ストーリーとして覚える

少し前に、あるブロガーさんから漢字の覚え方についてのコメントをもらったのですが、そこに答えがありました。

 

大切なのはストーリーです。
ストーリーとして覚える。

 

どういった場面でその言葉が使われたのか。
どんな使われ方だったのか。

 

前述しましたが、落語は良い例だと思います。
その時代の言葉、話し方、文化、風俗、教養など、お話と一緒に丸ごと学べます。
面白いから何度も聞くし、聞くから覚える。

 

学生時代には、国語の教科書を何度も読みました。
名文、名作の文章を読んで、音読して、書き写す。
好きな話や何度も声に出した文章が、なぜか頭に残っているものです。

 

創作の中だけでなく、実生活の中でも、ストーリーが絡むと言葉を覚えやすい。
間違えてしまって恥をかいたり、悔しい思いをして覚えることもある。

 

私の場合、学生時代に友人が、
「趣味が読書? いいか、趣味ってぇのはなぁ、走って取るもんなんだょぉ」
と言って、いきなり図書室内を走り出したことがあって、今でも「趣」という漢字とともに、そのシーンを覚えています。


●本当に文章を書くのが好きか?

語彙の増やし方についてまとめると、

  • 語彙を増やしたいジャンルを決める
  • 言葉そのものに興味を持つ
  • ストーリーで覚える
  • 覚えた言葉を使って書く

といった流れです。

 

結論は、昔から言われている話ですね。

 

好きこそ物の上手なれ。