どうも、日生 誕(ひなせ たん)です。
今日は、文章を書き終えた後のチェックについて。
ただ読み直すだけだとミスに気付けないので、ある力を借りる方法をお伝えします。
自分が書いた文章を後から読み返すと、いろいろな間違いに気付きます。
書いている最中は、自分ではちゃんと書けているつもりなんですよね。
●一晩おいてから読んでみる。声に出して読んでみる。
いろいろな場所で言われています。
「一晩おいてから読んでみる」
いや、そんな時間はない。
こっちとしては、今日中にブログを更新したいんだよ!
日付が変わるまでのタイムリミットがある中で書いてるの!
・・・・・・この方法、現実的?
「じゃあ、翌日分の文章のストックを作ればいいじゃん」
言わないで!
そんな冷たいこと言わないで!
でも、時間を空けてから読む、というのは大切かも。
一度、書いてある状態から離れて脳をリセットして、その後に読んでみる。
あと、「声に出して読んでみる」とも言いますね。
言葉がスムーズに出てくるか。
ちゃんと繋がっている文章は、音の繋がりもスムーズで、リズムも良い。
目で読むだけでなく、音を耳から聞くからこそ問題に気付ける、とも言います。
●どういった点に注意するか
では、読み直しの際にどういった点に注意すれば良いのでしょうか。
誤字脱字はないか
漢字の間違い、特に誤変換には注意が必要です。
この場合、「言葉の意味が間違っていないか」に注意して読めば、間違いに気付けます。
コツとしては、漢字の意味を探る。
音で読むだけだと、意外と気付かなかったりします。
自分が書いたものは、疑ってかかるのが読み直しのポイント。
少しでも曖昧な点があったら、辞書を引くべきです。
文章に真剣に取り組む人は、少しの手間を惜しまないでしょう。
語尾や言い回しの重複
読み直す際、語尾を全てチェックします。
「です」「ます」といった同じ語尾が連続するのは、読めば分かります。
同じ言い回しばかりの文章も修正対象。
「という」「こと」「思う」という言葉が使われている場合は、削りましょう。
形式名詞の漢字をひらがなに直す
これも変換の際にスルーしている場合があるでしょうが、「事」「為」「方」とかですね。
文章全体に言えることですが、
読んだ人に内容が伝わるか? 分かりにくくないか?
という視点を忘れないようにしないといけません。
時間を空けてから読むのが良いとされるのは、客観的に文章を眺められるようにして、
「文章を読んで、意味が伝わるか」
の確認のためでもあります。
書いている最中は、「作者の頭の中だけでは分かっている」という状態です。
だから一度、忘れた状態にするのが大切なんですね。
●偉大な力を借りて具体的にチェックする方法
偉そうに書いてきましたが、文章のチェックを読み直すくらいで行えたら苦労しません。
正直なところ、読み直したところで、なかなか間違いに気付けないのが現実。
ところがですね、「語尾や言い回しの重複」「形式名詞」のチェックなら簡単に行える方法があります。
自分より頭が良いヤツの力を借りましょう。
パソコンの力を借りるのです。
具体的な方法は、文章を書いているページ内で「検索」を行うのです。
キーボードの「Ctrl」+「F」 で検索が出来ます。
出てきたウインドウで、「です」「ます」「こと」「思う」「という」「事」「方」などのワードを検索。
そうすると、文章中に使用された箇所を全てチェック出来ます。
ここで挙げたフレーズは一例です。
自分がついつい多く使ってしまいがちな言葉を控えておいて、念のために調べてみるのもいいかもしれません。
文章を書くのに慣れないうちは、こららのワードを徹底的にチェックする。
慣れてきたら、検索するワードを減らしていきます。
誤字脱字のチェックには使用できませんが、
「SEO対策として、意図的に使用したいワードが文中にどれだけ含まれているかチェックする」
といった使い方もできます。
特定の文字を読みながら探すのは大変です。
人の力だとなかなか気付けない。見落としもある。
パソコンはその点「しらみつぶしにチェックする」という行為は得意です。
偉大な力を借りましょう。
●理想は人に読んでもらったほうがいい
本当はね、
「信頼のおける人に読んでもらおう」
なんて言葉で締められればカッコイイのですが、
いねぇんだよぉ、
そんな人はよぉおおお!(泣)
第三者に読んでもらえたら、
・誤字脱字
・文章で伝えたい内容が理解出来るか
・意味が伝わるか
といった部分をチェックしてもらえます。それが理想です。
あと、最も重要な部分の判断はパソコンには出来ません。
こればかりは、人に読んで貰うしかありません。
「その文章が面白いかどうか」